「ぼーっ」とする時間の大切さ。
とある取材で、某会社の社長さんが言ってた「大切にしている習慣」が、今響いてる。
彼は1日4時間ほど、自分のオフィスで、誰にも邪魔されない中で「ぼーっ」としながら過ごすらしい。
当時のわたしは「やば、その4時間あったら何でもできるじゃないか」とか生意気に思っていた。
彼によると、そのぼーっとする時間は思考を整理したり、経営の判断をしたり、技術的な問題(その方は開発の会社の社長)を解決するのに大切な時間らしい。
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うん、2年経った今ならすごく分かる。
毎日があっという間で、10分ごとにプロジェクトを入れ替えてお仕事している中で、ぼーっとする時間がないとただの「作業する人」になってしまうの。
それって長期的に見るとすっごく怖いことだよね。
今のお仕事の優先順位は正しいのか、自分で舵を取るべきことと、ほかの方に任せたほうがいいことの判断はできているか。
ぼーっとすることで、自分の行動を客観的に見ることができるというか、何からも邪魔されない状態で答えを導ける。
SNSを見るでもなく、誰かと話すでもなく、その時ばかりは音楽さえも封印して。ぼーっとしてみる。
自分と向き合うことの大切さってよく言われるけど、どちらかというと最近私が大切にしているのは「自分から目を背けないことの大切さ」。
自分のほしい人生を取り入れるために、ぼーっとする時間は大切ですね。
写真はぼーっとする時間とは全然関係なく、むしろ時間を忘れていつまでも話してしまう友人(お仕事でも大変お世話になっている)と。
クリスマスの季節ですね。今年が終わる前に、一度ゆっくりぼーっとしてみませんか?(我ながら終え方が雑)